さて、この1年ほどブログを書くことをサボっていたので、今週から復活させようかなと思っております。 そんなこんなで、近況報告がてらつれづれっとこの1年間の振りを書いていこうかと思います🙇♂️
・何とか復活したよ。
こと仕事面においては降格、左遷を過ぎて現場に戻りました。現場に戻って約1年ですが、半年で一応昇格して何とか現場にいた頃のポジションを獲ることができ、今現在は約8年間いた役職に甘んじております。
昇格したこともそうですが、降格、左遷を経て40歳になっていろいろ考えた結果、今までと一番感じた違いは「精神的な自立」ができたのかなと遅ればせながら感じています。やっと自分の人生を「自分事」としてとらえる感覚が身に付いてきた気がします。そうなると今まで同じものを見ても景色が違い今まで同じことをやっても感覚が違ってきます。すべては自分次第で変わってくるんだなぁと思っているのでございます(とはいえ今もすべてが順調なわけでは全然ありません、、、)。
さてさて今回は近況報告もかねてということで、いったん今の状態を生活を左右する4大要素の現状を評価してみました↓
【この1年の進捗】
・仕事=〇。まあまあ 何とか以前の状況を取り戻した。転職活動は全然進んでないけど。。。
・プライベート=〇。そこそこ。家族と一緒に暮らしているし、それなりに楽しく過ごしています。
・肉体面=×体重や体脂肪は増減を繰り返したうえで高止まりしております。
・精神面=△。紆余曲折ありましたが、適度に現実と向き合い、時には逃避してきました。面倒なことも多いですが病んでもいないのでこんな感じ。
とまあ、1年前はオール「×」であったことを考えるとましになったなぁと感慨深いものがあります。人に語れるような人生は送っていないですが、家持ち、家族持ちの僕にとっては年収100万ダウンと左遷はかーーなりネガティブな状況でした😅。
【ネガティブからの脱却】
そんなネガティブな状況からどうやって改善したのかということをポイントにしてみました。そのなかでも今回は「自分を客観視する」といったことについて思ったことを書いていこうと思います。
相変わらず脱線を繰り返すと思いますが、今ネガティブな状況にいる人の何らかのお役に立てれば幸いです。あくまで僕の個人的な見解ですが。。。
そんなこんなで自分なりに図にしてみました。↓
【ネガティブ状況脱却の図式】
要素とポイント
①自分を客観視する
・他者と交わる ・自分のことを棚卸する
②やる気に頼らない
・やる気に対する考え方を変える ・他者のやる気をもらう
③他人と比較しない
・不要な心の負荷をなくす ・他人のせいにしても風向きは変わらない
結論からいうと「自立」ってのが一番ポイントになりましたが、その「自立」ができたと感じたのも「自分を客観視する」といったことが核となる部分であったと感じます。ということで今日は「自立」と自分を客観視するといったことをテーマに振り返っていきたいと思います。
【具体的にやったこと】
おっきく二つで「転職活動」と「他人と話す」です。
転職活動の場合まずは職務経歴書みたいなものを書きます。中途採用で入社をする場合相手方求めるのは実績や能力値であり「何ができるの?」といったことが重要になってきます。
降格してようが何だろうが「僕はこれができます!」を探しに行かなければいけません。この職務経歴書を作る作業でいちいち主観的になってやっていると時間がかかるし、ノウハウがいっぱいあってそれに準じていちいち感情を反応させて作っていくと疲れてくるので「人の経歴書を作っている」といった感覚でやりました。
この人はこんなことが得意で、これが苦手なんだなとか、こんな規模のマネジメントや金額の予算内で仕事をやっていたんだなとかとか、淡々と作業をこなしていきながら整理していくと自分のことが棚卸されていきました。
またエージェントの人と面談することで自分が転職先に求める条件も整理されますし、自分の立ち位置を他人と話すことができるのでどんどん自分のことがクリアになっていきました。
もう一つ効果的だったのが、決意表明ができるということです。転職活動を始めると今いる会社との距離感が適切になっていきます。会社のことも客観視できてくることが発見です。
その他、業界研究してビジネスに詳しくなるだとか、転職活動の入口をするだけで色々な副産物が得られました。文章にすると長くなるのでこんな感じです↓
僕は大学生時代に面倒くさがってロクに就職活動もやらなかった本当にダメな人間なので、今更ながら自己分析したり、業界分析したり、エントリーシートを書いたりすることの仕組みが分かりました。もっと早くやっておけばよかった😅 と思う次第であります。
【他人と話す】
自立、自分を客観視する上でもう一つの効果的であったことは他人と話すことです。上記した転職活動がビジネスマンとしての棚卸という位置づけで、こちらはプライベートな個人としての棚卸といった意味合いが強いと思います。
他人と話すこと自体がアウトプットになるので他人に話しながら整理され、どんどん自分の輪郭がクリアになっていく感覚がありました。仕事での立ち位置や転職など自分にとっては大事件ですが、それを経験した人にとってはすでに経験した過去の体験談なので、今の悩みも客観的に捉えることができました。また僕の場合ライトに話せる相手が近くにいたこと自体も本当にありがたいことだなと思いました。
実際話をした人たち
僕の場合は親、フットサル仲間、職場の同僚の仲間、大学時代の先輩や仲間などです。後付けになりますが仕事以外でのコミニティがあることがあったことが大いに助かったし、本当に感謝、感謝の連続でした。 少し印象に残ったことを↓に記しておきます。
父親…自分にも似たようなことがその時自分は家族のことまで考え切れていなかった。家族のことを考えて身の振り方を考えているのは本当に誇りに思うと。仕事でもプライベートでも波は絶対にあるものでその中で大事なのは「自分をみじめだと思うな」ということ。それを感じたら泥沼にはまる。
と言って手渡されたのが「夜と霧」という本で、ユダヤ人の心理学者の作者が第二次世界大戦中にホロコーストにあい、家族全員失うことになったがそれでも希望をもって生きぬいた。なぜ自分が生きられたのかということを心理学者の立場から客観的に書いたものでした。
「あ、いや、おやじ、俺そこまでの窮地じゃないよ」と思いながらも、父親の温かい言葉に本当に嬉しく思いました。
フットサル仲間…定例の練習後、30後半の聞き上手な2人がいたので迷惑も顧みず、僕の勉強したことや興味ある話などをしたり転職の話などをよくしていました。同年代の社外の人と話すことで何となく自分の年代の立ち位置もわかるし、何よりプレーや、僕が話すことをとにかく誉めてくれるので毎回自己肯定感が爆上がりしました。彼らのうち2人が結婚、奥様が妊娠されたということで子育ての話が先輩としてできたりして職場以外のコミュニティで自分の役割がいくつかあるということは精神的にも救いになることが発見できました。
結びに・・・
ということで今回は40歳になってからの一年間を振り返ってみました。一年間その都度考えながら作戦苦闘してそれは今に至るわけですが、こうやって定期的に自分を振り返ることこそが次の一手を打つ重要なファクターなんだと思ったりもします。読んでいただいた方は長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。
今日も一に身に皆様にとっていい一日でありましたよーに。
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