さて皆さんは本を読んでも何も残らないという事はないでしょうか。僕は凄くあります!読んでる間はふんふん、なるほどなーと思っているのですが、読み終わった後で、、んで結局何なんだっけ?とか、友達とかにあれってどう言う本なの?っていわれたとき上手く説明出来なかったり、結局本を読んで何にも変わってないことに気がつきます。読んでる間の知的感、満足感で終わってしまい、ハイ終了!みたいな感じ。
せっかく本を読んでもこれじゃあ勿体ないつーことで、読書法などをYouTubeや自分の昔の体験から紐解いてみて自分なりに身につく読書法を考えてみました!何か皆さんのヒントになれれば幸いです!
<身に付く読書法>
その壱:本を読む目的を紙に書く。
その弍:目次を行ったり来たりする。
その参:マインドマップ的な感じでまとめる。
その四:声に出してプレゼンする。
その伍:本を読んで行動したいことを整理して実際に行動してみる。
その壱:本を読む目的を紙に書く。つまり目的の整理です。
参考資料 https://www.youtube.com/watch?v=grTE_T061IY
とにもかくにもまず最初にするべきことは、なぜこの本を読もうとおもったのかその目的を整理します。
よくありがちな読書迷子は、その本を読む目的や読んだ後どうなっていたいかを曖昧にしたまま本を読み、寄り道が多くなって結局どこが目的地か分からなくなります。
そうならないためにも読みたい本に何を期待しているか、読んだ後どうなっていたいのかと言うことを紙に書き出します。
例えば専門書のようなものはその分野の知識を得るということが目的になる傾向があると思います。
対人関係の本では実際に上手くいきたい誰かとどういうふうにして上手くいきたいのかみたいな感じで赤裸々に、正直に書いてみます。どうせ誰も読まないので、恥ずかしがらずに!
この目的の整理はビジネスやトレーニングなどにも近しいものがあります。例えば売り上げが低迷していて客数に問題があるのに気が付けば客単価を上げることばっかりやっていてクリティカルな解決方法にならなかったり、サッカーで持久力が足りないことが問題なのに筋トレばっかりしてしまう。マッチョになったのはいいけど肝心の試合ではすぐスタミナ切れして使い物にならなかったり(経験談ですw)。
僕のようなおっさんはこれから先に時間もないので、効率的かつ有効に読書をするためには、自分が本を読んで得たい目的をしっかり理解することが重要です。これを意識するだけで本のジャケ買いや人気だからといって飛びつくことも少なくなるので結果的に時間の増大もすることもできます。
その弍:目次を行ったり来たりする。
参考資料 https://www.youtube.com/watch?v=qWiHBJaQbEw&t=20s 人生の目的論 宇都宮隆二著
筆者の方は文章にもこだわりますが、その前に本の構成自体を考えているはずです。本の要約と構成が目次にあり、本の構成をきちんと整理してくれているのでこの目次を使います!
読むときのポイントはこの本は何について書いているのか、どういう構成で伝えているのかをざっくり抑える。
それらを自分の本を読む目的に沿ってここが大事そうだな、なんて感じで予め予測をしておきます。自分にまず必要な部分だけを切り取って今は不要と思われるところは思い切って飛ばす。位の感覚でないと読み疲れして大事なところに行きつけなくなる可能性大です。また、本を実際読んでみるとその文章を理解することで精一杯になり、本を読む目的が失われることもしばしば。木を見て森を見ず状態です。そんなことを防ぐためにも一章読んで紙に書いた目的を見直して思い出し、目次を読んで構成を再確認することはインプットする上で非常に有効になります。本は全て読まない。えっ!?文字全部読んでるの?だから読むの遅いんだよ(ドヤ)Σ( ̄。 ̄ノ)ノ位の感覚で良いと思います。
その参:マインドマップ的にまとめる。
ここで重要なのは綺麗にノートに書くではなく、自分がわかりやすいようにイメージをまとめるってことです。何かの番組でお笑い芸人のロザンの宇治原さんが実験してましたが、2人の生徒が同じ授業を受け一方は先生の話を聞き、黒板を書き写す勉強スタイル。もう一方は先生の話を聞いて質問したりして、一通りそれが終わった後に授業内容をまとめる。
どちらが記憶に定着するかという実験で、授業後テストをやったら後者の人の方が成績が良かったというものです。ここから言えることは選択と集中で、インプットする時は対話したり、図でイメージしたりしてアクティブなインプットに集中すること。そんでもってそれを紙に書く時には自分のイメージを視覚的に書き出すことによってインプットが増すというもの。言い換えてみれば人の書いた黒板ではなく、自分に説明するようにノートを書くことで理解が深まるということ。
ちなみに私が書いたのはこんな感じ。
グチャグチャして字も汚いし、他人様から見たらよく分からないと思いますが、自分の中のストーリーとポイントがまとめてあるのでかなり頭に入ってきました。
ちなみに僕がこの本を他人に説明した時にメッチャ分かりやすい!とその本を読んだことのある人に言われました。その人は僕よりも頭がよく仕事も出来る人でしたが、理解する為に何度も読み直したって言ってました。どや。
その四:声に出してプレゼンする。
これですが、よくある話で人に教えた方が理解が深まる的なやつです。よくよく考えたらそりゃそうで、人に話すには要約して、構造化して言語化しなきゃいけません。かといって誰もお前の感想なんて聴きたくねーよって思われてるのも事実。
だもんで、仲良い友人に話すとか、レビューを書いてみるとか、マインドマップを元に独り言を言ってみるとかそうすることによってどんどん自分の中に定着していきます。ちなみに僕の話で恐縮ですがこう言ったことをやっていくうちに、上司にプレゼンが上手くなったねと言われるようになりました。
その伍:本を読んだ後に行動したいことを整理する。
例題 落合さんの話 https://www.youtube.com/watch?v=Z9R4-2dAx7o&t=503s
例えばライフハック的な本の場合、言うは易し行うのは難しということが往々にしてあります。また、思考術みたいな本も同じで元々その思考がないから本を読んでいるのであって、読んだだけで自分の思考回路が急に変わることは稀だと思います。それらを自分の型にするには上記で挙げた壱〜四で理解を深めていくと同時に、実践して落とし込んで自分のものにしないといけません。
似たような話で元プロ野球選手の落合さんが努力にまつわるこんな話がありました。先に頭で考えて結論を出してからバットを振る。それも人の倍、3倍、4倍やると結果は出る。といってましたが、逆に言えばそれだけやらないと自分に落とし込めないってことなんでしょうね。だから普段の行動に落とし込むようにすることが重要と言えると思います。
じゃあ、僕のようにポンコツ低スペックな人間はどうするかって言うと、マインドマップ的な紙を見てそれを型として実践するとか、普段の生活の中に取り入れて実践を週間化するとかそんな感じで考えてます。そしてやる時はとにかく短時間で、やる気に左右されないようなやり方を考え、そして実践のハードルを下げまくります。
例えばメンタリストDaiGoさんのこの超時間術では第5章がトレーニングプログラムになっているので、その中のタスクシフトと時間感覚日記だけやる。ノートだと開くの面倒なのでA4のコピー用紙にその場で記録する。1日10個目標だったけど3つしかできなかった場合もできた3つに着目して、良くやった!じゃあ明日もやってみよう位でやると罪悪感無くて型になるまで実践ができます。
そんなこんなで、偉そうに身につく読書法など書きましたがやれるかどうかは自分次第なので、今後は実際読んだ本のレビューや実践結果をこちらに載せていこうと思います。大事なことは自分なりにどうやって成長できるか考えて実践してみるってことだと思うので、読んでいただいた方も自分なりの読書法を考えて実践していただける契機になれば幸いでございます。そんでもって、こんなポンコツでもやれてるってことで自分でも出来そうって人が増えてくれたら嬉しいです。それでは今日も僕と皆様にとっていい一日でありましたよーに。🙏
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