今回は転落劇からこの一年間を振り返るというテーマで、Part3では「他人と比較しない」ってことについてつらつらつらっと書いていければなぁって思ってます。
Part1は「精神的な自立をすること」=自分を客観視することで自責の気持ちが芽生える。
https://happyourlife-damechublog.com/40歳の一年間1年の振り返りpart1/(新しいタブで開く)
Part2は「やる気に頼らない」=他人を上手く巻き込んで行動する。
https://happyourlife-damechublog.com/やる気に頼らない方法を考えた一年間の振り返/
みたいなことを書いてきたので、 Part3は「他人と比較しない」=不要な負担をなくす/他人と比べても状況は変わらない。 的なこと書いていこうと思います。
さてさて、この記事を書いている最中に元部下から人事異動の挨拶メールがきました。 結論からいうと栄転のご挨拶。結果として僕を追い抜いたってことでした。
他人と比較しないだの偉そうに書いているのでさぞ、大人の余裕をかましているかと思いきや、
思いっきり妬みました、嫉みましたW 半日は。
何なら新天地で苦労しろとも思いましたW 一瞬。
だもんで( ´∀` )、完全に他人と比較しないというのは今でも完全にできてないって思いますが、それでも以前と比べると精神的な波風は立たなくなってきて、それが仕事やプライベートに悪影響を及ぼすっていうことはなくなってきました。ということで今回はそんなお話です。
あっ、当然元部下の方へも今はしっかりと心から応援していますよ。
【今日のテーマ】
【他人と比較しない方法】
・なぜ他人と比較するのか?その目的から考える
・まずはデメリットの大きい部分から着手する。
~なぜ他人と比較するのか?~
上の図や振り返りPart1でも書いたのですが、他人と比較しないことにおいても「精神的な自立」というのは前提です。逆に自立していて自責で考えられるようになると他人と比較することも自然と少なくなっていきました。
それでもたまに他人と比較して心がざわついてしまうことがあったので、そんなときはなんで他人と比べちゃったんだっけ?と自問して、その理由を自分に問いかけていました。
答えが👇です。
~他人と比較する目的~
自分を正当化したいから。
僕の場合一言で集約するとこう👆なりました。
俺悪くないよね?俺大丈夫だよね?俺って人と比べてもイケないのかな?
そんな思いで他人と比較していました。よく人と比べてしまう人がいたら是非その目的を考えてみてください。大体は僕と同じような感じなんじゃないかなぁと。自分を正当化するためだけに貴重な時間や精神の健康を害するのは何だかバカバカしいなぁと思ったらしめたもの。その通りだと思うので違うことに労力を割いていきましょう!
次では他人と比較することをやめるためにも他人と比較するデメリットに関して考えてみたものをまとめました。
【他人と比較するデメリット】
・自分の価値観が成熟しない
・自分の問題なのに責任転嫁してしまう
・他人の視線を気にするあまり自分のやりたい事ができない
あげればキリがないですが、こんな感じかと。
これに関しては書籍で得た知識も紹介していこうかなと思います。
大ベストセラーになったアドラー心理学の入門編の「嫌われる勇気」から他人との比較について関連するワードを抜粋します。
「嫌われる勇気」 ダイヤモンド社 岸見一郎 古賀史健
・健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるものではなく、理想の自分との比較の中から生まれるもの ・我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく主観的な「解釈」・我々は同じでないけれど対等
・我々は他者の期待を満たすために生きているわけではない ・他者の課題には踏み込まない
この本は哲学を熟知した「哲人」と悩める「青年」の対話形式で書かれているのですが、読んでいて何度も「青年」に対して生きづらい人生をおくってんなぁー思いました。青年は哲人に何度も諭されかけるのですが、その都度屁理屈こねて自分を正当化してこようとするんです。何度「素直になれよ」と思ったことでしょう。実際には自分も同じようなことしているのですが。。。
~自分の体験談~
僕の場合は降格をした時も自分の頭では実力不足だと思っていながらも、「なんで俺だけ」とか「上司と合わなかった」とか無意識的に思っていて現実を客観的に捉えることができてませんでした。
僕が責められやすい存在だったとか、上司が僕のことを嫌いだったなどがもし事実だったとしても他人の価値観は変えられないし、ましてや事実は変わりません。他人のせいにしたところで事態は好転しない訳です。
大事なことは客観的に事実を捉えて、次の一手を間違わないというところにあります。
なので、他人と比較すること自体が生産性の無い行動だということに気付きました。
アドラー的にいうと「他人の人生を生きることをやめる」とかが当てはまると思います。
ではどうやって他人と比較することをやめるのかに移りたいと思います。
【他人と比較するのを少なくするには】
ズバリこれです。
他人と比較することで生じる一番大きいデメリットから潰す。です。
もう上の項で答えを言っているのですが、僕の場合は客観的に事実を捉えられないので改善の対策が打てない。それが致命的でした。このままではリアルに生活苦になるので、他人と比較している余裕がなくなって初めて自分事として向き合うことができました。なので「他人と比較するのをやめよう」と思ったのではなく、「他人と比較する暇なんてない」からやらなくなったというのが正しい表現です。
なので完全に後付けなんです。
実際の例でいうと、降格しました😨減給になります😱子供や嫁さんを食わす事ができないかもしれない🥵💦
そんな切羽詰まった中で何とか現状を変えなくてはいけない。変えるべき現状を他人のせいにしてうだうだ言っている場合じゃなかった。ということです。
まずは自分と向き合う。
まずは降格したことに向き合って、次をどうするかってことに必死になりました。ただでさえメンタル的にもズタボロのなかで更に傷口を広げて塩を刷り込むような作業をするのでかなりタフさが要求されます。ここで役に立ったのが振り返りPart1でも述べた「自分を客観視すること」です。
https://happyourlife-damechublog.com/40歳の一年間1年の振り返りpart1/(新しいタブで開く)
客観的に自分を捉えることで、ある種他人事のように自分と向き合うことで精神的苦痛は大分緩和されました。
折よく休暇と重なったことと、その際に転職活動の導入で職務経歴書などを書くことができたので、作業を進めながらも振り返ることができたので、その後の決断に迷う事が少なくなって何とか今に至ることができました。
怪我の功名と言ってしまえばそれまでですが、大怪我になってからでは苦しみが深くなるのでこれを読んでいる方や、僕の部下とかには同じ失敗を経験しない為にも早期治療を心からおススメしたいと思うばかりです。
結びに・・・
とまぁ色々と書いていきましたが、アドラー心理学なんかも完全に会得するには10年かかるとも言われてるので、すぐに考え方が変わることは難しいと思います。 また、他人と健全に比較したりすることでモチベーションになったり、自分の立ち位置を確認できたりするケースもあると思うのでそこら辺は上手くメリットやバランスを見極めながらまず自分が感じるデメリットを無くしていくことを考えていくといいんじゃないかと思ってます。
アドラーやブッダが必ずしも自分の理想というわけでもないですし。
とりあえず今回でブログをさぼっていた一年間の振り返りをおしまいとして、次からは今後の将来のことや今ハマっているものなどを上げていこうと思います(相変わらず誰の需要があるのか分かりませんが)
ということで明日も皆様と私にとっていい一日でありますよーに。
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